物欲レベルを半目盛り上げてみる

 モノが今以上増えるのがイヤで、なるべくモノを買わないようにしてきた。難しいモノを買ってしまうと使いこなすのが面倒だし、必要なモノはだいたい持ってる。住宅ローンを抱えた時、買うか買わないか迷ったら買わない事にしたのが習慣になってしまったのもある。

 ただ、今持っているものが、随分古くなってきた。生活習慣も変わって、必要なモノも変わってきたかもしれない。必要なモノを少しずつ買い換えるなり、買い足す時期が来たように思う。

 今はまだ新しいモノを使うのが面倒とか買いに行くのが面倒臭いというレベル。昔は新しモノ好きで、店頭で珍しいモノにびっくりして衝動買いしてしまう事がけっこうあったのだが、今はそもそも店頭にも行かなくなってしまっている。

 この4年間で買った大きいモノといえば、クルマと一台とカメラ二台。クルマのインパクトが大きいが、2.5Lから1.4Lへのダウンサイジングだし、カメラも型落ちのコンデジと底辺のデジイチ。以前よりも質素になったというか、賢くなったというか、分相応を弁えるようになったのだろう。

 で、物欲レベルを半目盛り上げてみようと思う。生活に必要なものだけではなく、生活を楽しむ為にも出費しようと思う。早いハナシがオモチャになるものも少しは買おうということ。

 このブログはこれから当分の間「物欲ブログ」になる。まぁ、D3400の購入検討あたりからその様相は強かったので今更感はあるが、宣言してしまうと気が楽になる。

はてなのパスワード

 HatenaBlogは2005年5月から使っていて、その時設定したパスワードなんか忘れている。ブラウザ任せでブックマークで開けばログインしている状態。

 PCが壊れかけていて、HDDを換装する必要があるのだけど、クッキーまで移行できるかどうか判らない。もし移行できても遅かれ早かれ新しいPCを近いうちに購入するつもり。

 更に、差し迫った必要として、Android上でHatenaBlogのアプリを使う上で、パスワードの入力が必要。思いつくかぎりのパスワードを入れてみたがどれもダメ。

 パスワードの変更は、メールを介してできるのだが、当時使っていたメールのパスワードも失念してしまっている。八方塞りだったが、「Myはてな」の設定でパスワード回りをカチャキャやっているうちに、僥倖としか言いようがないのだが、ブラウザのパスワード入力サポートが作動したのか何とかなってしまった。

 後はスラドのパスワードなんだけど、こちらも何とかなってしまった。

 Google Smart Lock?

  有り難いような怖いような。

さてどうするか?

 4年間、サボりにサボってきた。

 やった事と言えば、デジカメを2台買ったくらい。モノが増えるのが嫌で余計なものは、なるべく買わないようにしていた。面倒臭い事が嫌でやらなくてもいい事はなるべくやらないようにしてきた。

 自転車に習慣的に乗るようにしようと思っていたのだが、壊れたりパンクしたりでそのままになっている。

 一時期、散歩もせずに引き篭もっていたが、D3400を買ったおかげで散歩は復活させた。デジカメ購入は決して無駄使いではなかった。

 PCが壊れかけている。さすがに今の世の中、PC壊れてしまうと世間との繋がりなくなってしまう。そういえば、40年ほどコンピュータ絡みのなにやかやを趣味にしてきた。後半の10年はIT絡みが仕事だった。趣味を仕事にしたわけだから、それなりに恵まれていたのかもしれない。そのわり仕事としてITを卒業してからは趣味的なコンピュータには興味をなくしている。半年ほどPC上の仮想環境にFreeBSDをインストールしてみたり、Lispのプログラムを書いたりしてみたが、なんかうやむやになっている。

 とりあえず、PCは修理するつもりで、交換用のHDDを買った。交換の為の情報も収集している。それにしても、今のPCは7年目を迎えていて、そろそろ寿命だ。本体の電源も危なっかしい。新しいPCを買おうと思う。

 現役時代。ソフトハウスとかに勤めてSEとかやっていた人が退職して、コンピュータときれいっさぱり関わりを持たなくなってしまう事をもったいないと思っていた。仕事としてなら無機的な作業でストレスばかり多いのだけど、趣味としてなら大規模なパズルを解いている面白さはある。

 今後、コンピュータに対して趣味として取り組むのなら、今が最後のチャンスだろう。既に現役時代の知識は薄れつつある。

 デジカメもデジタルである以上、コンピュータとは密接に関わりがある。

 交換用のHDDのついでにFlashAirを注文した。40年前、マニュアルの一眼レフにフィルムを詰めて撮っていた時には、まさかカメラのフィルム代わりのメディアがマイコンを搭載して電波で画像データをやり取りする時代がくるとは思わなかった。

 とりあえず、ハードウェア環境も着実に少しずつ揃えていく。一時期ハードウェアに走った時期があり、部品だけ買って組み立てもせず放り出したPCとか、時間があればそのうち試そうと思いながらそのままになってしまったNASもある。同じ轍を踏まないよう、ひとつづつ完結させる。

 日常的に使うものを最優先するので、まずはWindows PC。現在使っているPCを補修すると同時に新しいPCの購入を検討する。落ち着いたら、NASと趣味用のサーバーも検討する。

 コンピュータだけではなく、散歩や自転車も続けていく。日記代わりの撮影も続ける。それ以外もほったらかしていた税金とか年金とか事務的な作業もある。コンピュータは没入的になってしまうところが、ちょっとマズいのだが、時間配分に気を使って両立させていく。仕事ではないので、どうにでもなるはず。

 

 あと、趣味ではないのだが、紙に日記を書くと整理するのがたいへんだし、散逸する可能性があるので、代わりにブログをつけているのだが、ひとつのブログにいろいろ書くとわけが判らなくなる。それで散歩用のブログとか、撮影に関するなにやらをまとめたものやら、コンピュータ絡みのなにやら、あれやこれやらが、いろいろ増殖している。ちなみにこのブログは物欲管理の為に始めたようなもの。どれもチラシの裏程度の内容でしかないが、覚え書きとしては少しは役に立っている。書かないと考えがまとまらなくなってきているというのもある。

 他にも、現役時代にZaurusでつけたメモとか、今使っているPCにもメモが散乱している。どれもチラ裏なのだが、自分で時間をかけてとったメモは、自分にとってのリソースとしては、大半が無駄で無意味な事は判ってはいるのだが、他にどこにもない貴重なリソースだ。紙ではないのでかさばらない。後世に残す気なんかは更々ないのだが、何か使い道はないものか。

カメラの買い替え時期

 P7800を買った当初、次に買うのは早くても1年半先だと思っていたので、それからすれば、今回の買い物はそこそこ妥当だ。

 P7800とD3400は、コンデジデジイチは機能としては補完的なので共存できる。

 使い分ける事で機械としての消耗も抑える事ができる。

 問題は、格安機のD3400にどこまで我慢できるかだが、上級機を買っても物欲が満たされるだけで、それに見合う画像が得られない事は判っている。機材が増える事で、ストレスも増える。無闇矢鱈に機材を増やすべきではない。

 

 常々使ってみたいと思っていたカメラは、D5500とDfだった。理由はP7800とバッテリーが使いまわせるからだ。というか、P7800を買った理由のひとつが、D5500と同じバッテリーが使えるからだ。つまり自分にとっての本命はD5500だった。

 P7800は思っていたより、良いカメラだった。購入動機は散歩のお供だったから、携帯性は重要な要素だったし、EVFも大きなポイントだった。ズーム域28-200mmは、D5500の標準ズームではカバーできない。

 D5600ではなく、D3400に行ったのは、単純に安価だったから。センサーそのものはD5600と同格でD5500よりも新しいものを使っている。機能面で足らない部分はP7800が補える。それなら、D5600の標準ズームだけのレンズキットより、D3400のダブルズームの方がいい。

 P7800が寿命を終えての買い替えなら、D5600の標準ズームのキットを買っていただろうが、P7800存命中での二台体制なら、トータルとして、D3400のダブルズームの方が撮影機材としてのカバー範囲は拡がる。望遠をそれほどは必要とはしていないのだが、キットレンズ程度なら邪魔にはならないし、後で単品で買うのに較べたら、キャッシュバックも合わせて、圧倒的に有利な買い物だ。物欲のインフレ抑制の為にも、この機会に入手しておいて損はない。

 実用上の画質はD3400で十分だ。三脚を使わない手持ち撮影ならこれ以上あっても仕方がない。APS-Cの画素数としては2.4M 6000×4000が限界に近く、D500では逆に画素数を落としている。

 Dfが欲しかったのは、オールドニッコール単焦点を使いたかったからだが、レンズの中古価格が上昇している上、上物の数も減ってきている。なにより、Dfの出力がD3400を必ずしも上回るという保証がない。オールドレンズを沢山持っているのならいいが、ai  nikkor 85mm F1.4s一本では、ちょっと微妙。フルサイズ機で小型軽量、P7800、D3400と同一規格のバッテリーを使えるというのは魅力的だが、フルサイズなら何でもいいというわけではない。オモチャとしてはいいのだけれど、実用上はDfに昔のマニュアルレンズの組み合わせが、格安とはいえD3400に最新のレンズの組み合わせに勝るとは云えないだろう。

 P7800に満足しつつも、デジイチが頭の中から消えなかったのは、センサーサイズからくる画質の違いだ。自分の価値観からすれば、画質は二の次なのだが、それでも気になるものは気になる。画質に関するフラストレーションの解消なら、別に高価のデジイチを買わなくてもD3400で十分だ。

 操作性については、しょせん入門機で不満はある。不満はあるが買い換えるほどではない。使い潰してからでも遅くはない。足らない部分を工夫でなんとかしてこそ、上位機を使った時に、その有り難味が判る。始めから高級機を使ってしまうと、せっかくの高機能を使いこなせないまま終わってしまう。

 それで、その高級機に乗り換えるのはいつかというと、最低でもD3400の寿命の半分以上は使い込んでからにしたいところ。寿命の判断は単純にシャッター耐性10万回を基準にすればいいが、P7800は2年で14000枚程度撮っているので、年間7000枚程度のペースだ。このペースでいけば10年以上かかってしまうし、10年だとシャッター耐性より経年変化の方が怖いし、更に怖いのは自身の老化だ。使い切れなくなってから、新しい機材を買っても意味がない。

 それやこれやで、目処になるのは3年くらいか。ニコンAPS-Cの最高峰は、今のところD500。機能性より堅牢性が魅力。Dfよりは実用性能が期待できる。D5600はD3400から乗り換えるには中途半端。D7500も画質面ではD3400と同等、機能面では上にD500がある欲求不満を持ち続ける事になる。

 たぶん高級デジイチを購入なら次が最後になる。路線変更するならFX機もありうるが、それはその時に考えればいい。

 3年を目処にD500のレンズキットが20万を切った時が買い時なのかもしれない。

 デジカメ関係の進化は以前ほどの勢いがなくなってきている。特にデジイチが新たなブレークスルーを得る事は難しいと思う。

 

 忘れてはならないのは、自分の現在の用途の範囲では、P7800は操作性も画質も及第している。携帯性と気軽さ目立たなさを考慮するとどんなデジイチよりP7800だ。

 暗部表現を含めた画質の魅力が自分にとって大きな要素を占めるようになれば、自身の絵作りが変わってくるだろうし、ニーズも変わってくる。今のところは「量は質を凌駕する」と思っているが、体力が衰えたら、一撮入魂に変わるかもしれない。

 それでも、良い絵が撮れるかどうかは九割以上が運だ。分母を上げなければどうしようもない。とんでもないラッキーな状況に出喰わして、今この時、もっといい機材を持っていればと思う事もあるだろうが、何も持っていないよりは、とりあえずでも何か持ってる方がいい。撮影でメシを喰っているわけではないので、必ずしも常に最高の画像が必要としているわけじゃない。

  アオサギを見かけてカメラを持っていたら必ず撮る。巧く撮れていると嬉しい。アオサギを撮った画像なんか、ネットを漁ればいくらでもある。それでも嬉しいのは、撮れた画像の問題ではなく、そんな画像を撮れる現場に自分いたという事実だ。

 

 細かい事を言わなければ、持ち歩くのに邪魔にならない多機能コンデジのP7800と、ベーシックな入門機ではあるがデジイチとしては最軽量で最新のAPS-Cセンサーの画質を持つD3400。この2台体制は趣味レベルの撮影にはオーバースペック。次の物欲を追いかけるくらいなら、その暇に今の機材の使いこなしを考えたり、実際に撮影に出掛けた方がいい。

 

 要するに、それで楽しめるかどうか。考え過ぎると面白くなくなる。

APS-Cセンサー

 ちょっと悲しいのは、現行のニコンAPS-Cセンサーだが、上はD500から下はD3400迄、とりたてて大きな性能差がない事。諧調豊かで滑らかな画像を夢見て、カメラ本体を買い換えても、何の足しにもならない。

 おそらくD3400、D5600、D7500は同じセンサーを使っており、一世代前のD3300、D5500、D7200に較べて省電力にはなっているが、描き出す絵にそんな違いはない。D500は最新のセンサーだと思うが、高速連写の為に書き出し速度が速いだけ。

 同じ条件下で、同じレンズを使い、同じ被写体を撮れば、どのカメラで撮ってもそんな変わらない絵になるはず。

 つまりは、D3400から上位機種に買い換えたところで、描き出す絵が変わるわけではない。つまりAPS-Cを使う限り、センサーに依存する部分で、D3400以上の出力が得られるわけではない。

 カメラ本体の機能の差は工夫次第で限りなく詰められるはず、それが出来ないなら、高機能なカメラを買ったところで使いこなせるはずもない。

 

 自分の撮った絵がイマイチなのはカメラのせいではない。

再び撮影の意味について考える

 意味があると思って意味を追求すると面白くなくなる。

 昔撮った画像を見て、ああこんなのも撮ったなぁくらいでいい。

 巧く撮れてると、撮影直後はもちろんだが、後で見てもちょっと嬉しい。

 撮った時はつまんない絵に思っても、後で見ると良かったりする。その逆もある。

 画質とか構図とか光の具合とかが気になるのは撮影直後だけ。

 巧く取れた絵も思うようにいかなかった絵も記憶に残る。それが重要。

 どんな映像でも、それを撮った自分で、その時の印象は自分の中に残っている。

 撮影された映像はその時の印象を思い出すきっかけになればいい。

 印象を埋没させない為の画像のセレクトは重要。

 機材の変更は気分転換とモチベーションの維持にはなるが、それ以上ではない。

 気軽に持ち歩けて、気軽に撮れる機材がよい。

 撮影が負担になると続かない。続かなければ面白くない。

 「あっ」と思った時、「バシャッ」と撮ればよい。躊躇わずに撮るの難しい。

 何に「あっ」と思うかは、その時々によって違う。それが面白い。

 訓練すると「あっ」と思えるものが増えるような気がする。

 撮影後にカメラのモニターでもよいので、なるべく早く画像を確認する事は大切。

 セレクトの基準はその時の気分でよい。

 何でもいいので一言を添えた方が、あとで見た時、印象が蘇り易い。

 あまり多くを望まない事。期待が多いとがっかりする。だから頑張らない事。

 外出や散歩の為のモチベーションになれば、それだけでめっけもの。

 

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR を使ってみた ~高解像度の意味~

 D3400のキットレンズ「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」を使ってみた。昨晩、標準ズームを夜使って散々だったので、今日はお昼頃、ノイズが悪さをしない明るい時間帯。

 結果として、コンデジであるP7800がいい仕事をしていたんだなぁという感想を得た。P7800は1/1.7型のセンサーに換算28mm~200mmのレンズ付き。ピクセル等倍でも破綻しない精細な描写には定評があった。デジタルズームを使っても、PCで鑑賞する程度なら十分な画像を吐き出していた。

 D3400に何を期待すべきは、P7800以上の画像だが、1/1.7のセンサーがAPS-Cに変わったところで、PCのディスプレイ上では、そんなには変わらないだろうと思っていた。

 E950がE5000に変わった時も、E5000がP7800に変わった時も出力された画像PCで見る限り、いずれも微妙な変化しかなかった。

 紙に印刷するなら違いが判るだろうが、それでも年賀状程度の印刷程度ならE950の200万画素でも実用には足りていた。E5000ならより綺麗に印刷できるかもしれないが、それ以上の画素数があってもたいして変わらないだろう。A4ならE5000とP7800の差は出るだろうが。今時デジカメで撮った画像を紙出力する事は滅多にない。

  液晶ディスプレイの限られた画素数に表示するなら、下手に高画素の画像を表示するより、適切に画素数を落とした画像を表示した方がすっきり見える事が多い。

 つまり何が言いたいかというと、PCやタブレットでの鑑賞用や、ブログやインスタ用の画像なら、D3400の6000×4000(2400万画素)は必要ないという事。P7800の1200万画素だって持て余す。

 ブログに使うのなら、例として「はてな」ではアップロードされた画像は1028×768にリサイズされてしまう。つまり1600×1200でも大き過ぎる。

  

 カメラメーカーは高解像度のセンサーとそれに対応し得るレンズの開発に躍起になってきたのだが、現状のカメラ専用機は、ちょっとオーバークォリティーで、ちょうどいいのがスマホ付属のカメラくらいなのかもしれない。

 D3400とAF-P 70-300mmで撮った映像は、PCで確認すると、P7800に比べ精細度に欠ける印象があった。ちょっと見ではP7800に負けているかもというのは昨晩の標準ズームと同じ。

 一番大きな原因はD3400をまだ使いこなしていないからで、ボディにもレンズにも罪はない。

 ブレもボケもない露出も適性な画像をピクセル等倍で確認すると、どこにも破綻はない。等倍時の質感描写はP7800より勝っている。つまりPCで見る画像が本来より縮小されているから、劣化して見えているのに過ぎない。

 それならば、、、

 

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 上の画像は6000×4000の画像から1600×1200の範囲で事後処理でクロップしたもの。200万画素相当で、衣類の質感まで描写できている。画素数で12分の1になるので、ルートして3.5。もともとはAPS-C焦点距離140mmで撮影している。つまりはフルサイズなら210mm、更にその3.5倍だから、200万画素のカメラに換算すると、735mmの焦点距離のレンズで撮ったものと同等という事になる。

 テレ端の300mmで撮ったものは下の画像。同じく1600×1200の範囲でクロップしたもので、これだと1575mm相当という事になる。

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 自分的には、PCで見たりブログに貼り付けたりするのであれば、この画質で十分満足できる。標準ズームでも同程度の画質は期待できるので、テレ端55mmなら288mm相当のクロップまで対応できる事になる。

 

 銀塩時代、トリミングして被写体を拡大するというのは禁じ手だったのだが、写真がデジタル画像に移行し、一般化した現代にそんなドグマにこだわる必要はない。

 せっかく2400万画素あるのに、ディスプレイ上の表示では200万画素でも表示しきれない。ピクセルレベルで破綻がないのなら、うまく使って楽しめばいい。