モノについて

 使っていないモノは、使えるようにして、使う。

 モノは、なるべく増やしたくない。モノが増えると、面倒臭いだけ。今持っているモノを有効に使う事を優先する。

 ミニマリストなる気はさらさらないが、今は使わないモノを将来の為に入手しても仕方がないし、昔揃えたモノを使って、どうしても使えないのなら捨てるしかない。

 

 例えば衣類。

 日常的に着るモノを優先する。よそいきを買って大事にしていても、いざ着る段になった時、古くなっていては意味がない。

 

 例えば、PC関連。

 数少ない自身のアドバンテージ。5年に一回程度なら、新機種を買うのは、仕方がない事かもしれない。

 昔ほど高価なものではない。廃棄する時がちょっと厄介。中途半端なシステムを組むと無駄になるだけ、手を出すなら現状で完結したシステムでなければならない。

 

 例えば、デジカメ。

 今使っているP7800は、十分な性能で、可搬性と考慮すると、これ以上の機材はない。ただ、日常的に使っていれば、いつかは壊れる。急に壊れた時の為のバックアップは必要だが、バックアップの為に今から、新しいデジカメを考える必要はない。E950、E5000、L610、ST15Eがある。十分だ。

 デジイチも欲しいと思うが、今のところ、どうしてもデジイチを使わなければならない理由があるわけではない。

 

 例えば、自転車。

 ロードバイクの壊れたホイールを修理する。その前に、自転車を楽しめるところまで、体力を回復させる事。

 

 例えば、書籍。

 読むだけなら、図書館でいい。今持っている本さえ、全て読み返す事は不可能だ。

 

 今の生活に足らないモノがあれば、それを新たに入手する事はやぶさかではない。

 ただ、それを手に入れた事で、具体的に得られるものが明確にイメージできない限り、手を出すべきではない。

 使いこなしが必要なものについても、使いこなす覚悟がない限り、手を出すべきではない。